しいたけ練

食べ物の好き嫌いの話ではなく一応自転車の話。SFIDA実業団(今年からは実業団て言わないみたいだけど)的合同練習に召集されてだいぶ場違いな場所に行ってきたので久しぶりにブログに書いてみようかなと。正直言うとここまで更新してないと再会のきっかけがなかなか掴みづらく・・・あれ買ったりこれ食べたりわりとネタは豊富なのだけど。

しいたけ練とは房総半島の南の方にあるしいたけ村という栽培所兼販売所がコース途中にある周回練習のこと。イナーメまこっちさんがよく練習されているとのことで、そのまこっちさん主催のチーム合同練習会にSFIDA(主に遠藤くん)が参加表明したので自動的に召集がかかったという流れ。最近一緒に走る機会もとんとなくなっていたので(一緒走ってもすぐキレてしまう・・・)久しぶりに関東メンバ-3人で走ってみたいということもあり(もう2人は長野県上田市在住)場違いなのは承知で逝ってきた。

場所がまさひふ房総練の君津バスターミナルよりさらに南で遠いので出発も早め。5時に遠藤くんカーに環七-甲州街道の大原でピックアップしてもらい、一路房総へ。しかし日曜早朝ということでスイスイ進んで6時半には現着。ゆっくり準備したりトイレ行ったり軽く試走したりしながら。NICOな人たちやポンズメンバーは面識があるのでご挨拶など。それにしてもメンツが濃い・・・走り出す前から場違い感が相当濃厚に漂う。

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走りの方と言えば・・・しっかり練習できてない上に春先からオーバーウェイトな状態を維持しているわけで、E1~JPTなメンツと一緒に走ろうというのがそもそも間違い、ではあるものの限界まで走らないとここまで連れてきてもらった意味がない。というわけでいけるところまで行きます。コースは1周13.7kmで登りが2か所。ガツンと登るしいたけ村と、頂上がゴール地点設定のダラダラした登りの2か所。しいたけ村は斜度が瞬間的にあっても短い上にその後が長い下りで脚休めになるのでおりゃっと踏むとなんとかついていける。逆にダラダラ登りは身体の重さがテキメンに出るわりと長めのゆるい斜度。ペースが上がると辛い・・・。しかしフィットネスがいい集団の自分以外のメンバーにとってはきつくないどころが休憩ポイントだと。重力って偉大です。

そういえば序盤はコースの所々で雨が降っていて路面が完全ウェットでしいたけ村の激坂ポイントや下りでスリップが続出。まさひふやザイコーさんもアンラッキーなことに餌食になってしまう。TUで空気圧を下げてなかった人はほぼ例外なく下りコーナーでズルズルやってて後ろから見ててもgkbr。僕はというといつも通りのC24(もちろんWO)でPRO3GRIP装備だったのであまり問題を感じず。これのおかげでただでさえ人より楽な下りがもっと楽になったので、周囲が減速せざるを得ない中随分楽できたような。やはり重力って偉大。

ま、でもそんなメリットも本体の能力を補ってくれるには遠く及ばず、5周目しいたけ村の激坂手前で5m離され、10mになり15mになり・・・。そのまま下りの入りが15秒遅れてジ・エンド。あとは個人的に勝手に決めたトップにLAPされるまでひたすら一人旅。もちろんSFIDA的には真っ先にいなくなるといういつものパターン。相変わらずアシストのしようがないですなぁ orz…

途中落車から復帰したザイコーさんが後ろから来てそのままびゅーんと走って行ったけど、結局落車由来のメカトラで途中棄権。相変わらず強いし調子よさそうだったのでもったいなかったのは絶好調かつ強いmasahifと一緒だなぁ。あとは7周くらいで後ろから鉄人松村さんにも抜かれてしまった。2人で行けばペースアップももくろめただろうに、ヨワヨワな自分は付いていくこともせず。まぁこのころには腰だけでなく全身がほぼ終了状態でだましだまし走行。やはり(常に)練習不足な体は60kmと90kmくらいに「レーススピード対応距離」「肉体限界距離」がそれぞれ設定されているらしく100kmはまともに走りきれない。(それでもおきなわが140kmなのは何かの間違いだ、たぶん)

ということで後半は足腰終わってパワーも出せずに練習らしい練習にはなっていないものの、走れないなりにダイエットする象的にはあんなもんだったのではないかと。優勝の六本木急行さんにパスされた後で8周で残り1周を残してDNF。うーん、残念。

次回もあるらしーので少しはまともに・・・と持ったけどいちおう目標にしていたJCRC第9戦とかぶってしまうようだ。ということでそちらはチームメイトの活躍に期待。

それにしても脚力とかスタミナ以前に走り方に関しても反省点が多かったので、いろいろ気を付けないとなぁ。やはり普段からハイレベルのレース走ってる人たちの中で揉まれてないといかんな、と痛感。そして揉んで頂くためにはいろいろもっと身に着けないといけない基礎も多いということ。

ちなみに帰りは元上司のN井さんにクルーザーで海から連れて行ってもらった保田漁港のばんやの食堂に寄って昼食。相変わらずボリューミーでおいしかった。

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Rapha 3/4 Shorts

品川勤務になって今週からジテツウを開始したわけだが、気温差のあるこの季節の服装はわりと悩ましいところ。Bib shortsでもよいのだけど、駐輪場からオフィスの近くまで歩かなきゃいけないし、練習モードなわけでもないので、もう少しジテツウっぽい服装がいいな、と。

去年のクリスマスプレゼントに奥様に頂いた 3/4 Shorts。City Ridingレンジの商品でパッドなどはなし。パッド付インナーの上に履いてる。それ用のデザインだけあってペダリングには一切ストレスがなく、見た目もナイス。生地も多少ストレッチするし、この長さだから裾止めもいらないので快適。夜の気温でも寒くないし、多少負荷をかけても暑くならない。

昨日のジテツウではこれの上にLong Sleeve Shirtで完全町乗り仕様だったら帰りはさすがに寒かった。それに結局幹線道路はどうあってもペースが上がってしまって汗だく。なので今日はLong Sleeve Jerseyにしてみた。

昨日と今日でジテツウルートを変えてみたら8kmも短縮されてちょっとびっくり。やたら遠回りしていたらしい。しかし部分的に山手通りの工事中ルートがかなりリスキーなので帰りは回避するかも。そして今日は会社のディナーがオーバカナル紀尾井町であった関係で都心を抜けて帰ってきたのだが、夜はタクシーが思ったより惨いのでこれまた避けたいところ。って考えると環七メインであとはどうやってそこまで行くか次第だな、うん。

しかしTSS140のジテツウ、いつまで続くことやら・・・

Zopf (パン屋)

自転車乗りとパン屋は切っても切れない間柄。かくいうワタクシも生来のごはん党員なれど2 wheelsに跨ってからというものご多分に漏れずパンの道に両足を突っ込みがち。消えてしまった前のブログでもいろんなパン屋に訪問したというもの。

で、今年新たに教えてもらったパン屋さんが「Zopf」。Not つぉっぷふ、But つぉっぷ(たぶん)。千葉県松戸市にあるパン屋さんでうちからだとそれなりに遠い。荒川を超えて江戸川CR経由で行くのだけど、実家の柏市にほど近い。というか実家まで10kmくらいしかない。しかし実家に寄ることはなく、そのまま帰ってくるのは6号線が走りにくいことこの上ないからに他ならない・・・

それはともかく、このZopfはこれまで行ったパン屋さんとはちょっと違う。何が違うってまずパンの種類が多い、売り場面積が超小さい、並ぶ、そしてウマい!もちろんこれまで訪問したパン屋さんもおしなべておいしかったのだけど、Zopfのパンはその中でも特に僕好みのパンが多い、という感じでしょーか。外見に180度反してカワイイものがわりと好きなので、小さい(小さすぎる)店舗内に所狭しと並べられたたくさんのパン(しかもわりとかわいい)を見るだけでもかなり楽しめる、というのも好ポイント。

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店内が狭く10名も入れないので、ご覧のとおり並ぶ。この長さで15分~20分待ち?

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店内のパンの一例。菓子パンばっかりなのは見た目がかわいいから。僕はどちらかというと持ち帰り用にずっしり系パン、食べる用におかずパンを数個という感じでチョイス。なのでこの手の菓子パンはまだ買ったことがない。サコッシュでは形が崩れてしまうので残念ながら持ち帰れないし。

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それと個人的にlifeisaballさんに教えてもらったペースト、バター系も我が家ではお気に入り。冷蔵庫に置いてあってお願いすれば保冷剤も入れてもらえる。でも夏場はちょっと厳しいかな?

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これが本日のお土産。ずっしりハード系が好みなのです。

今日は前日jmzさんと助さんに声掛けしてもらって一週間ぶりのサイクリングということで出立。集合場所でTLをチェックしてたらkitayamaさんと僕はお初のtakagakiさんも行くというので合流して合計5名で。都心の信号エリアをまったり抜けて江戸川CRをほどほどに走り(先頭ではL4強でほどよく練習も)、江戸川CRの延長はナシで直行便。自宅から62km走って到着。わりと走れるので真夏になるまではまだ来られるんじゃないかな。真夏は車と一緒に走るコースが長いのでちょっと大変かもなぁ。帰りもわりといいペースで走って快速。流れ解散しつつKitayamaさんとなるしまが開くまでGMCでコーヒー。その後サコッシュに向かって奥様と合流してお昼を食べて帰宅、というフルコース=いつもの流れ。

やっぱり走るのは気持ちがいいということを再確認したZopfライドだった。

Backstube Zopf
〒270-0021 松戸市小金原2-14-3
営業時間 / AM 6:30 ~ PM 6:00
無休(夏期・冬期休業あり)

※都心から江戸川CRまでは永代通りをひたすら走って突き当り。支流をさかのぼって入れるところからCRへ。そこからは最短距離になりそうな6号線ではなく、流山橋まで北上して向かう。これは松戸市内の6号線が渋滞が多い上に狭くてとても走りにくいから。あと注意点としては交通量の多さからか、CRを抜けて流山、松戸市内に入ると都内に比べて道の舗装がかなり悪くなる。たわみ、穴、路肩との段差に注意して走ろう。注意力散漫に走ると段差などでハンドルを取られて落車しかねない。CRは他のCRと同じで歩行者ランナー優先でどぞ。

 

以下おまけ。。。

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半蔵門の桜。1本だけこの咲き方だったけど他はまだまだ。来週末が見頃かな。

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KitayamaさんがZopf到着寸前でチェーン切れ。自分では使ったことないけど、持っててよかったLEZYNE Rap 13のチェーン切りが初出動。Missing Linkと交換して無事完了。ちなみにRap 13は日本では扱いがないので海外通販になるけど、別段他のツールでも問題ないような。ツールも小型軽量がいいという人が多いと思うけど、練習でしか持ち歩かないものなので、多少重くてもサイズが許す限りは対応シーンが多いやつがいいと個人的には思ふ。いや、むしろ重い方が練習になる。同じくLEZYNEのM-CADDYバッグには外にツール専用の伸びるポケットがあるのでぴったり収納できるので便利。こちらは日本でも買えます。

 

P.S
エントリとは直接全然関係ないのだが、なんだか最近Followerが増えたから?ってわけでもないのだろうけどTwitterでの発言に関してちょっと窮屈な感じがしてきた。完全に自己責任なんだけど。僕にとってはあくまで個人的な感想、意見、冗談、揶揄、毒、まぁなんでもいいけど、つぶやきその他に関して、あんまり大勢の人に垂れ流してもなぁ、という感じが最近してる。もともと自転車に乗り始める前から10数年ブログ中心でやってきたし、がんばってこっちも書いてみるかな・・・でも3日坊主になる可能性大だけど。はっ、これがもしや噂のTwitter疲れ?!w

Bicycle-friendlyなカフェやレストラン

旧ブログからのサルベージ記事に若干加筆して再掲。今見ても役立つと思うし。


以下昨年とある時のTwitter上でのやりとりより抜粋

ふと思ったんだがBIKE FRIENDLYなカフェとかレストランの情報ってどっかに集まってないかしらん。BIKE FRIENDLY=自転車が席から見える場所に止められる、専用の駐輪場がある、自転車乗りが多いetc etc…
about 6 hours ago via TweetDeck

どうやら完成したようです。Agile開発やねw RT @TOK_HOTSTAFF: @akirasek: @jmz @takhead とりあえずこんな感じで知ってる情報をUPすればいいんでないですか? http://tinyurl.com/2ax5vhy
about 6 hours ago via TweetDeck

というわけで TOK さんのところにすでに書いてある通り、「BIKE FRIENDLYなカフェやレストラン」の情報を地図上にプロットしたものを以下で見ることができます。また、自分がお気に入りで、これは自転車乗りには最適だろうというお店の情報を勝手に追加することもできる。他の人が追加した情報も編集可能なので、情報を追加したりもできますな。ちなみにだけど僕がよく行くのはCafe Sacoche, GMC(Good Morning Cafe), Sajiroという感じ。パートナー、友人と一緒に休日の自転車カフェめぐりなんぞしてみると楽しいかと。

 

BIKE FRIENDLYなカフェやレストラン
※海しか見えない場合はズームアウト。調子に乗ってハワイのお店とか追加してたら中心が変な場所にw

 

今日だけで関東中心に 37 ほどすでに登録済。自転車乗りのみなさん、自転車で行くのにいい感じのお店を知ってたらぜひ登録してみてください。その際 TOK さんが書いている以下のような情報があると見る人の役に立ちそう。

    • バイクラックなどスタンドの無いスポーツ自転車の駐輪を配慮
    • 自転車好きが集まる・店主が自転車ウェルカムである
    • ストイックなローディーに嬉しい禁煙席
    • 店内から駐輪した自転車を監視可能か/盗難防止の配慮があるか
    • サイクルジャージで入店しても大丈夫そうか(笑)

(ちょっと面倒くさいのだけど)登録のやりかた
1.BIKE FRIENDLYなカフェやレストラン にアクセスする
2.「マイマップ」に登録
3.マップ上で登録したいお店の場所を検索するか(地図上にすでにお店の情報が出てくる場合)、そうでない場合にはお店の住所で検索して地図上にピンを立てる
4.ピンをクリックして、「保存先」で先ほど登録したBIKE FRIENDLY..に保存
5.BIKE FRIENDLY…のマップに移動して画面左側のリストペーンの1番上にある「編集」ボタンをクリック
6.いま追加した場所の名前をリストから見つけて(1番新しいのは1番下にあります)クリック
7.地図上に吹き出しが出てくるので、その内容を編集して「OK」をクリック
8.左側ペーンの1番上の「完了」ボタンを押して終了

Shimano 2011 Spring campaignのポスターが・・・

プロロードレーサーのポートレートが超絶美麗なKristof RamonさんがSHIMANOの春キャンペーン(とはいって欧米のみ)のポスター写真を請け負ってたということをYuRuKoMi経由で知る。なんでもキャンペーンを請け負ったAD AgencyがRamonさんのflickrを見て依頼してきたとか(意訳)。

どーん!

おお、かっこいい!(写真は)

えーと、キャプション含めてポスター全体のデザインはなんとかならなかったのでしょーか、SHIMANOさん。なんかこう全体的にやっつけ感というかあか抜けなさ感が満載でDi2ユーザーとしてはビミョーな心持ちになったりします。まぁデザインとかは好みがわかれるとは思いますが・・・(そして敢えて突っ込むと予算の問題なんでしょーがポスターの画像をそのままWebで利用するのもまたこれ貧乏くさいような)。

え、うるさい?あ、スミマセン・・・。

まぁ僕個人的にもSHIMANOってマーケティングとかに「あまり」大金を注ぎ込まない硬派なところが好きだったりするのでいちいち突っ込むのも矛盾してるんですがね。

ちなみに日本の会社ではあるものの自転車の本場は欧米ということで、Dura-Ace特設サイトも英語版しかなかったり。Di2ってもしかして日本では数えるくらいしか売れてない?いやーそんなことない気がするんだけどなぁ。練習行くとDi2の三縦連列車になったりすることもしばしばだし(僕の周りが偏ってるのか?!)。

もっと自転車を盛り上げてSHIMANOさんが日本でもバリバリキャンペーンをやってくれる日が来ることを期待!(そしてクールなマーケティングマネージャを雇うことも期待・・・)

knog Boomerの電池交換

knog Boomerの乾電池式を使っているけど、以前のBeetleなどとは異なり電圧が下がってくるとライトの一部が赤く点灯して教えてくれるようになった。これは便利。走っている途中に急に消えたりがなくて助かる。

 

充電済みのeneloopに交換してばっちり。

それにしても最近の節電で街灯が消えた幹線道路は車のヘッドライトがないと路面が見えず、路駐や歩行者(なぜか車道にいる)、逆走無灯火自転車などのステルス性能があがりまくってとても危険。これで計画停電区域に入ったらいったいどうなるのか恐ろしすぎる。しばらくはGentos閃も一緒に持ち歩くことにしよう。

 

KNOG(ノグ) BOOMER 1LED FRONT BLACK 54-3561000002

GENTOS(ジェントス) 閃 355 【明るさ100ルーメン/実用点灯10時間】 SG-355B

Specialized Romin Team

旧サイトからのコンテンツ再掲、それとしばらく使ってみたので+α。

カラバリ的に欲しかった白サドルなんですが、Phenom Team の WHT にしようかと思ってたのだけど、今日コンセプトストアに行っていろいろ見比べて話を聞いてみてどうせなら気になってた Romin 試してみるかと。

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Phenom に比べると若干サドル後部のカーブが急だということで念のため坐骨幅をもう一度測ってもらって 143mm (Phenomと同じ)で購入。

Phenom との違いは座面の硬さ(Rominのがちょい硬い)と長さ(Rominちょい短い)、それにトップの形状(Rominは若干カーブ、Phenomはほぼフラット)。ARIONEの時もそうだったのだけどフラットは前後位置を微妙に変えて走れる反面、意識しないで踏んでるとだんだん前方に移動して前乗りになってくる点もあるので、ピタッと決まる方向で作用してくれると面白いかな~という感じ。

で、先月末にインストールして使用中。ハンドル周りと合わせて調整が面倒だったPRO Vibe CarbonからZertz入りのFACT Carbon Seat postに取り換えたら確かに調整が楽ちん。違いは・・・サドルの差ほどよくわからず。重量はサドル固定部分の違いで微減?

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そしてRomin。当初は座面の硬さか、中央の溝の形状からかちょっとお股に擦れるような痛みが出ていたのだけど数週間で自然と消えた感じ。サドルレールベースでPhenomで調整してもらったBGFITと同じポジションを再現してみたのだけど上死点で若干つまるような感覚があり、サドルは2mmほど上げてみたらしっくり。

ちょっとカーブ(へこんでいる)感じの座面については期待通りすっぽりはまる感覚があり、それでいてL4~の高強度巡航時の前乗りに関しても移行がスムーズかつ前に出過ぎない感じ。Phenomとの比較で言うと、左肩が前に出てしまう感じになって骨盤がサドルと垂直になってなかったのを修正するのが意識しないとわりと面倒(油断するとすぐ動いてしまう)だったのが、Rominだとわりと動きづらいような感覚。

ということでいまのところ期待通り?の感触。マイナス的な面を敢えて上げるとすればPhenomやARIONEに比べると座面は硬いのでお尻への攻撃性もそれなりという感じで長距離長時間、もしくはサイクリングペースでサドルに体重をのっけるような走り方には向かないと感じた。そういう意味ではやはりレース志向なサドルなんじゃないかしらん。個人的には重量的に軽くトップグレードになるToupeはサドル後ろの変な飾りが好みじゃないので、Rominの形も気に入ってます。

今のところいい感じに踏めてるし回せているのでいいのだけど、左ひざに以前は感じなかった違和感がちらっとあるのでちょっとそれには注意しつつもう暫く乗ってみる予定。膝が若干ブレているように感じるのはかなりすり減ってきたクリートのせいかもしれないのでそっちも交換してみよう。

Rapha Ride for TOHOKU 荒川

土曜日はミラン~サンレモ観戦前にRapha Ride for TOHOKU 荒川に奥様と参加。0800に環八+甲州街道の上高井戸一丁目でlifeisaballさん、AKさんと待ち合わせして環八を北上。一路集合場所の秋ヶ瀬公園へ。途中和光市に入ったところでitoseさん、hiroringさんたちの列車と合流。わりと快速ペースで0930ちょい過ぎに到着してみるとすでに大量のサイクリストが集合。なんだか見たことのある人ばかりがいる気がするのは、サイクリストのコミュニティーが狭いからか。

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Rapha矢野さんスピーチと黙祷、そしてうっちーさんの説明の後、ルートはいつも今回の主催者の一人うっち~さんたちと走っている道なので、危険と思われる場所の立哨としてagさんと一緒に先行。上江橋手前のUターンで対向車やランナーへの注意を促す。しばらくしてから本隊の最終組と一緒にホンダエアポートまでサイクリング。

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Fund raisingとしても自転車乗りらしい形でキモチを示すことができるよいイベントだったと思うのだけど、個人的にも奥さん含めてなんだか沈みがちな気持ちをペダルを回すことで解消できたのかなという気がする。写真には写ってないけどgyawaiさんやadjapiさんもいたし、志木クラスタないつものメンツと久しぶりにゆっくり話しながら走ったということもあると思う。

シクロワイアードの綾野さんがちょうど同じグループにいたので奥様はばっちり写真を撮ってもらってた。しかしあのコンデジすげー広角だなぁ。

RAPHA RIDES for TOHOKU:震災支援チャリティー「RAPHA RIDES for TOHOKU」300人のサイクリストが思い込め走る(シクロワイアード)

天気がよかったこともあり奥様も終始快調・・・だったけど、僕がJETBOILやコーヒー、カップトン汁は持っていったものの、甘栗くらいしか補給食を持っていかなかったらどうやら帰り道にハンガーノック気味。帰りの荒サイはgyoさんに引いてもらったりしながら(僕は先頭でのんきに走ってた)なんとか彩湖まで帰りつき、すぐに近くのファミレスにピットインして補給。がっつり食べて復活してた。

夜は急遽家が近い人たちに声をかけてミラン~サンレモを自宅で鑑賞。宮澤選手の熱い走りに魅せられた。有言実行ってすごいことだし、熱い人だな、やっぱり。

Cyclists Pray for Japan

巷には今するべき事に関して様々な情報が溢れ返っている。しかし全部できるわけじゃない。だから何か自分に係わりのあるところから少しだけ自分に協力できることをしていく。

僕はまだまだ新米ながら自分が自転車乗り=Cyclistだと思っている。だから自転車乗りの僕として出来ることをまずやりたい。

Cyclists Pray for Japan

日本時間の昨日の深夜行われた、春のクラシック第一弾ミラン~サンレモではファルネーゼから出場した宮澤崇史選手が日本チャンピオンジャージの袖にこのCyclists Pray for Japanのシールを貼って出場。200km近く4人で逃げ続け、集団に吸収されてからも先頭から遅れたエースのために脚が売り切れるまで引き続けた。

ところで寄付のプラットフォームになっているJustGiving Japanはファンドレイジングサービス。つまりNGOとかボランティア団体を支援する人たちが、募金による資金集めをするための仕組みを提供している。支援団体別にキャンペーンを立ち上げて、あとはそのキャンペーンを通じて募金を募ると集まった資金が対象団体に寄付される仕組み。恥ずかしながら今回初めて存在を知ったのだけどよくできているし、こういう仕組みを通じて「シャイな善意」がもっと表明されるようになるといいなと思う。

なお、東北地方太平洋沖地震に伴う特別措置として寄付に必要となる手数料に関してはJustGiving Japanがマッチングを行うので寄付した金額がそのまま送られる。世の中には「寄付なのに手数料を取るとは何事だ」とか「ボランティアのくせに給料とかもらうなよ」とかユートピア脳な人が多いそうなので、こういうことはちゃんとJustGiving Japanのようにサイトトップにデカデカと書いておかないといけないっすな。

ツール・ド・おきなわ覚書

もろもろ記録用覚書。思い出したら追加。

機材
S-Works Tarmac SL2+Di2 / WH7850-C24-CL+PRO3GRIP
もとよりこれ以外の組み合わせは持ってないので悩む必要はまったくなしw。タイヤだけ雨予報だったのでPRO3GRIPを持ち込んだ。しかしそれほどグリップがシビアになるコースでもなかったし、実際問題なし。下り途中でスコールにもあったけどリアが流れることもなかった。群馬・修善寺の方がよほどシビア。

それにしてもDi2にしてよかった。これまでもレースに出るたびに感心してたけど、長丁場のレースで登りがあるとありがたさが身に染みる。疲れてくるとほんの少しの動作が億劫になるし、それの積み重ねがミスに繋がったりするものだが、シフトに関してはDi2にまかせっきりで、ボタン操作だけしていればいいというのは最高。アウターローからインナーに落としたり、逆にインナーローからアウターにいっきに入れたりがまったくストレスフリーでできるってありがたい。チェーンキャッチャーのお蔭で落ちることもないしね。

補給
アート杯以降で1番気を付けたのがこれ。距離が長いこともあるし、初めてのレース中のドリンク補給があることで、いろんな人のアドバイスを参考にして決めた。ボトルは2本体制にして無くなった分を補給ポイントで埋める。もらえるボトルは水かスポーツドリンクだけなので後半のエネルギーは補給食メインで。

CCDボトル (700ml x 2)
ボトル1:Meitan CCC(黒) x 4、Electrolyte shotz x 2、水
ボトル2:Carboshotz Wild Bean x 4、Electrolyte shotz x 2、水

この構成で熱量は 1 本 700kcal ほど。これに以下を背中に詰めておいた。ただしジェルフラスク以外はスタート前に半分消費。持って帰ってきたのはMeitan CC(赤)とCLIF SHOT BLOKS x 1だけ。捨てる余裕もなかったしなぁ。

ジェルフラスク1: CLIF SHOT TURBO GEL x 3、水
ジェルフラスク2: Carboshotz Berry Banana x 3、水
CLIF SHOT BLOKS x 2
CLIF SHOT GEL x 2
Meitan CC(赤) x 1

今回は攣りそうになった瞬間はあったものの、腰が逝って負荷がかかってない時間帯があったこともあってか最後まで完全に攣ってしまうことはなかった。サラ脚かつ気温が低めだったのも幸いしたかもしれない。でもやはり走行中にこれでもかと補給をしっかりしとくのは大事だというのが実感。

輪行
今回は僕の自転車だけなので、ゴロゴロ転がせるSCICON AeroComfort Plusで。空港までが電車の予定だったので転がせる方が楽だという目論見。現地はレンタカーかつ宿泊も1か所だけなので特に困ることもないかな、と。朝は10:30のフライトと微妙にラッシュに重なってしまうのでドキドキしていたけど、端っこの方に行ったらわりと問題なく。埼京線で1部睨まれたけど(すみませんすみません・・・)。来年はリムジンバスにしようかな。

預入はさすがツール・ド・おきなわが知れ渡っているだけあって(空港職員には)スムーズ。行きの羽田の預入も自転車専用ゲートができてて他の人より速くて助かる。いろいろ荷物突っ込んでたので国内線の重量的にはギリだった模様。でも国際線に比べると緩いので余裕。

現地でのレンタカーは使ったパッケージにオプションでお願いしたマツダレンタカーに。でもなぜか車はNISSAN NOTE。初めてだったけど(いつもはニチレンでVitzかFitが多い)ちょっと大きくて荷物の積載は楽だった。後席をフルフラットにすると輪行バッグの中でも最もかさばる部類に入るAeroComfortとスーツケース(大)が普通に入ってよかったよかった。ま、でも2人だけだからできる荒業かも。

レース中に思ったことなど
集団から千切れた後の追走だが、どのタイミングでグループになっても自然とローテが始まるのはさすが。慣れてる人ばっかりだったんだなと感じた。おもに周囲にいたのは 140km の追走組、高江以降は 210km の追走組なので当然と言えば当然か。まぁもちろんツキイチな人もいたが、脚がなければそれは仕方なし。ちなみにあてくしは1度入った集団でローテしてたら無理しすぎて千切れました。意味なし(苦笑)

ボトルの補給はなにげに初めてだったけど、渡してくれる人が慣れていたのと、登りにちゃんと設営されていて速度が遅かったこともあってまったく不安なく 3 回とも受け取れた。補給所の手前でボトルを捨てる動作がなんとなくプロっぽくて一人で盛り上がってしまったのは内緒。ちなみに名護に戻る直前の大集団で誰かが投げたボトルが縁石にあたってそのまま集団内の自分の目の前に跳ね返ってきたのにはマイッタ。捨てる時は気を付けましょうネ。

masahif が Edge705 に仕込んでいたコースデータはすごい便利。次に何が来るか、登り始めたところが何m続くのかよくわかるので、一緒にいて教えてもらい大変心強かったw。タイプによると思うけど、登りは終わりがわかると頑張れる人もいると思うので、そういうタイプにはおすすめだと思った。来年はやってみようかな。今年もステムに紙にでも書いて貼ろうと思ってたのだけど、何を書けばいいか思いつかずに結局断念してたのでした。