S-Works Tarmac SL2 で 2 回目の BGFIT

先月末に約 1 年ぶりとなる BGFIT に行ってきた。目的は Specialized S-Works Tarmac SL2 にフレームが変わったのでそれに合わせてもう 1 度ニュートラルなポジションを確認するということと、この 1 年で乗り方や体も多少なりにも変わったので、それも確認すること。フィッターは前回と同じく竹谷さん。

BGFIT のプロセスは前回と同じなので詳しくは省きます。

ペダリングのアセスメントでは左脚が正対(ペダリングの際の脚の上下運動の中心軸が垂直かつ安定?)していない感じで、その理由を探っていくことに。ちなみにバイクアセスメントで判明したのだけどサドルがかなり左向きで装着されていたのは沖縄輪行のためということにしておきたいデス・・・(恥)

今回は筋肉群の働き、強さ、関節なども含めた可動域(柔軟性)を確認するフィジカルアセスメントで 2 項目くらい新しく追加になったものがあった。BGFIT も常に進化してますな。ちなみに股関節の可動域が少し増えてましたヨ。1 年乗ってることで体が自転車にさらに適応したってことだと認識。

この中で骨盤が身体の向きに対して左回り方向に若干ひねられた状態になっている(力を抜いて正面を見た状態で)ことがわかり、サドルに座った状態でもその状態が出ていることが判明。坐骨位置がフレーム方向に対して垂直になってない、つまり左足がちょっと前に出ているような感じ。フィッティングではこの状態をどう緩和するかも含めて見ていくことに。

僕個人の感覚でも左足でのペダリングが右足に比べると弱いようには感じていたのだけど、筋力差とか左のペダリングがスムースでないことが理由だとぼんやり考えていた。しかしサドルに斜めに座っていたとは目から鱗(ポロっ)。こういうのがわかるのがしっかりしたフィッティングのよいところ。自分じゃ見られないことなので。

さて、骨盤位置(というか方向)の修正のためにまずはサドルから。左右の坐骨の幅を測ってみると身体のデカさに応じてそれなりに広い。そして今使っている fi’zi:k ARIONE CX braided だが明らかに幅が足らず。つまり、骨盤が右回転位置になっているのに加えて坐骨がサドルに乗り切っておらず、結果お尻全体が左側に落ち気味な状態でペダリングしていることが判明。もちろん外から見て豪快になっているというよりも、ちゃーんと正面背後から見てみるとわかるという程度。

ただこれがペダリングに与える影響は多きかった。サドルを変えないでそのまま正対する方向に骨盤を意識してひねってみると明らかにスムーズになる。ただ同じサドルだと坐骨が落ち着かずにペダリングしているうちに左側に落ちてくる。なのでそれをサポートする幅があるサドルへの変更を提案して頂く。サンプルとして Specialized の BG サドルをいくつか試してみたら良感触だったのでそのまま変更してもらうことにした。幅が広ければ坐骨に関してはは問題なくサポートできるが、硬さや座面の形状は長時間かけないとわからないので、とりあえず座ってみた感じと見た目も(重要!w)よさげだった Phenom にしてみた。

サドルが決まったのであとはハンドル位置、角度含めた調整。ペダリングと感触を話しながら前回と同じく何度も何度もサドル位置を調整しながらフィッティング。位置を変更しては膝角度、高さ、後退幅を確認し、いろいろな強度で漕いでみてペダリングと感触を確認というのをひたすら繰り返す。僕の使っている PRO Vibe 7S カーボンのシートポストが前後位置と角度両方を 1 度に決めなくてはいけないタイプでかなり面倒くさいことになってしまっていたのだが、根気強く調整頂いた。

この間ペダルを踏み込む力に応じた上体の使い方に関してもアドバイスをもらう。通常強い力で踏み込むシーンでは少しでも空力をよくしようと上体を倒すことに自然となるのだが、この時の倒し具合が踏み込む力(正確にはその反力)にも連動してますよ、ということ。よくハンドル位置を決めるのに腕を使わないでどこまで上体を倒せるかということをやると思うけど、あれで無理なく倒せる上体の角度はペダリングで発生させる力が大きいほどより倒せる=力を入れなくてもその位置を維持できる。なので力を入れたペダリングをしている時であっても、上体に無駄な力を入れていないで自然に維持できる角度、その状態で自然な位置にハンドルがあるのがよいという感じ(僕の理解)。

ちなみにこの「力を入れたペダリング」だが今回はレース想定なので多用するであろう FTP 近縁を重視。何をするためのフィッティングかというのもやはり大事。実際の走行ではこの位置をベースに、リラックスする時はアッパーや肩を持って身体を起こすなど同じポジションでも身体の使い方を変えていくこともしっかりアドバイスしてもらった。

ちなみに最後の方で金城さんが来店してきて乱入?!同じタイミングでちょっと踏んでみて下さいなんて言われたので当社比 120% で頑張ってしまい後で疲れたのは内緒です(←アホ)。

最後にアセスメント用にビデオを撮影してフィッティング前と比較してみて終了。ビデオを見たらフィッティング中はそこを重視したわけではないのにフィッティング前よりも前傾が強くなって結果として空力的にもいい感じ。もちろんペダリングはスムーズに!左足がかなり感触が変わったのが感じられた。これでポジションで悩むことなく来シーズンに向けてのトレーニングにより集中できる。

竹谷さん、スタッフのみなさん長い時間どうもありがとうございました!

2 Responses to S-Works Tarmac SL2 で 2 回目の BGFIT

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