Pioneer のポタナビをレヴュー中

ひょんなことからパイオニアが発売したばかりのポタリング用の新コンセプトのサイクルコンピュータ＝サイコンであるポタナビのレヴューに当選したので現在レヴュー中。製品を提供してもらって感想をブログに書くという太っ腹なキャンペーンにつき、一応その旨お見知り置きを（笑）。

ポタナビが送られてきたのは今月頭。以来ジテツウ、そのへんのぶらっと買い物サイクリングなどに持って行っていろいろ機能を試しているところ。まずは到着直後の様子はこんな感じ。

外箱はプラだけど中は厚紙でわりとしっかりした作り。このへんはさすが日本製という感じ。

箱の中にはこんだけ入ってる。今回のレヴュー用キットにはANT+対応のケイデンス・スピードセンサー付き。あとはお決まりのPC接続、充電用のケーブルとハンドル用マウントキット、取説などなど。面白いところではこのポタナビはDoCoMo回線を使ってデータ接続をすることから、USIMが普通に入ってる。自分で紙から取り外して本体に差し込むあたり、スマホを購入したような雰囲気。

手近なところでGarmin Edge 500 との大きさ比較。けっこうデカい。Edge 800と比べても横幅が大きい感じ？まぁ地図表示したりする端末なのでこの程度は必要な感じ。スマホをそのままアダプタでハンドルにつけるよりはコンパクト。ちなみに全面画面になるわけではなく、中央部分の1部がディスプレイ。表示面積は思ったほど広くないのでスマホとかを想像しているとちょっと違う。

さっそくジテツウの際に持って行ってみたのが以下の画面。1番左が起動時の画面。走行時に使うモードはダイエットモードとかポタリングに使うランドマーク表示などに特化したポタリングモードか、走行距離とか時間、スピードなどの表示に特化したいわゆるサイコン的な使い方をするライディングモードの2つ。ポタリン具夜の帰り道で使ったので中央の画面では夜景になってるんだけど、昼間は昼の景色が出てくる。このへんの作りこみも日本的な感じ。カーナビ的かもしれない。

最後のやつはダイエットモード。今の僕にもっとも必要とされているモード・・・。ということで使ってみたけど、謎な人形（若干メタボ体型・・・）が笛の音とともにダンスを踊り続けるという、かなり罰ゲーム的な要素漂うモード・・・。走っている間中つねに笛の音がピーピーなるので早速音量をミュートすることに・・・（汗）。しばらく走っていると、積算カロリーで食べられるものを表示してくれたりする。とりあえず我が家からのジテツウ片道ではジョッキビールが飲める模様。ジョッキビールの絵がやけに凝っててMETA’S（MALT’Sのパクリか？ｗ）とかなっているあたりにも再び日本企業的拘りを・・・。

ちなみにこのポタナビ、本体では設定とか天気情報の閲覧のほかは、先ほど書いた2つのモードでの走行表示ができるだけで、実際に走った履歴を後で本体などで見る機能は付いてない。じゃぁどうやって走ったデータを見るの？というと実はPioneer Cycle Labという専用のWebサイトが用意されている。

Webサイトで持っているポタナビを登録すると、DoCoMo回線を利用して勝手にサーバーと本体が連携するというもの。Garminもそうだけど通常のサイコンだとPCとサイコンを接続していろいろやるわけだけど、回線があるので直接データ連携してくれる。タイミングがよくわかってなかったのだけど、いったん走行が終了してしばらくするとどこかのタイミングでサーバー側に走行データがアップロードされている感じ。手元で走行直後に本体のサーバー同期メニューでマニュアルで同期させることもできる。うーん、これは新しい。確かに楽だ。

Cycle Lab側にアップロードされたデータはカレンダー表示で見ることができるのでいつ走ったデータかはすぐわかる。ただし1日に複数回走る（途中でポタナビの電源を落とす）場合でもどうやら1つの走行データを見なされるらしく（サーバーとの連携タイミングでその間のライドを1つと認識してるのかな？）、例えばジテツウの往復は10時間くらい間が空いていても1つのライド。そうなるとライド時間が11時間とかになってしまうのがちょっと微妙。このへん自動でアップロードされる以外に手元で編集したりする機能が一切ないある意味潔い実装なので、基本はやっぱり1日1回ポタに行きました、という用途にフォーカスした感じがある。

と、いうわけで使用を開始したポタナビ、せっかくの機会なのでCycle Labも含めてもうちょっといろいろな機能を試してみるつもり。今日は房総サイクリングにも着けて行ったので（Cycle Labの機能を使ってルートも本体に転送してみた）その模様はまた次回にでも。