タップルーム
2012/07/07 Leave a comment
ビールと言えばスタウト派、もといGUINNESS派な私ですが、GUINNESSのドラフトはどこでも美味しいものが飲めるかというとそうでもないので、最近はもっぱら自転車仲間が集うことが多いビール専門バー、タップルーム(中目黒・原宿・馬車道)にお邪魔することが多いです。馬車道は遠くてまだ行ったことないけど。
タップルームのビールはIPAというエールの一種。お店では甘さ、酸味、苦味、香りなどが個性的で強く、アルコール度数も全然異なるいろいろな種類のIPAを飲むことができる。ピルスナーとかも置いてある。
僕はそもそも学生時代にあまり幸福なビール体験をしていなかったこともあり、そもそも仕事を始めたばかりの頃はビールがあまり好きでなかった。ただアイルランド滞在中に本場のスタウトに目覚めてしまい、こんなウマいものならいくらでも飲める~とばかりにそれからは大概スタウト、エールなどを狙って飲むようになった感じ。あ、ベルギービールもエールはよく飲みますな。
最近はビール飲まない人も増えたと聞くこともあるんですが、日本の場合まだまだラガービール以外の選択肢が少ないことが多くて、こういう個性的な味のビールの世界を知らない人もまだまだ多いような気も。ベルギービールが一頃ブームになって去って行ったような感じがあって、やはり定着したわけでもなさそうだなぁと。いや、でもお店とかで入手が容易にはなったのである意味定着したのか。ちなみにIPAはもともとイギリスで作られてインドなどアジア向けに輸出されていたビールのことなんだそう。それが今北米で大ブーム。マイクロブリュワリーという、少量生産の地ビール工場がわんさかできて、中には有名になって世界中に輸出!なんてところも増えてる感じ。
日本人の場合は食事(おつまみ)を食べながら飲むことが多いので、そもそもアルコール度数高めで味が濃いこの手のビールはその習慣には合いにくいのは確かなんだけど。それと喉越しのためにゴクゴク飲むと量が多くなるので、アルコール度数が高いエール系はそういう意味でもあまり合わない。お値段も一般的なラガービールの倍はするので。
思うに僕みたいにラガービールがそもそも苦手でビールを飲まなかったって人の中でも、意外とこの手のビール(エール、スタウトなどなど)は好きだって人もいるかもしれないので、興味のある人は1度のぞいてみるといいかも。こういうお店は今まであまりなかったので。中目黒は広々とした店内。原宿はカウンターメインでテーブル席もちらほらという感じ。フードは中目黒が最近ピザメインになったのと、原宿は焼き鳥やお魚など和食系もあります。僕は(原宿で)柿ピーで2杯って感じでしょうか。