シクロクロス向けに準備したもの
2011/10/18 Leave a comment
心を決めてから3週間くらいで実現したわけだけど去年から何度か観戦に行っていたり、経験者な皆さんに教えを請っていろいろ準備。おかげで当日は特に過不足なく無事終了。
マシン
最初のシクロクロスということでコスパ優先。とにかく気軽に乗り回せて通勤にも使っちゃうよ俺は的に選んだのはスペシャライズドコンセプトストアのスタッフブログでも紹介されていたCruX E5 OSBB Frameset。コンセプトもいいけど何より価格が素敵。これなら手持ちパーツを流用すればかなり低コストにレースバイクができるではあーりませんか。というわけで去年まではレースにバリバリ出ていて、今はロングライド、ジテツウ号となっていたFELT Z25(2008)のパーツをばらしてほぼ流用(ハンドル、ステム、STI、FD、RD)。ついでにだいぶ前に使っていたコンパクトクランクFC-R700を押入れから引っ張り出してきて利用。サドルは春まで使っていたPhenom Teamがクロス用で担ぎも考慮したデザインでちょうど良い感じ。PRO Vibeのカーボンシートポストもあったのだけど、体重とシクロクロスの悪路を考慮してフレーム付属のアルミをそのまま使うことに。新規に購入したのはシマノが最近発表したシクロクロス用のコンポーネントのうちカンチブレーキのBR-CX70とチェーン(105)、ワイヤ類だけ。
と、いうことで出来上がり。しっかりMyBike.jpにも登録しましたよ。
ホイール&タイヤ
ホイールはありもののクリンチャーに32のWOシクロクロスタイヤを履かせようと思っていたのだけど、観戦している時に池本さんに教えてもらったNOVATEC LASSERがこちらもなんともコスパのよろしいアルミチューブラーということで決定。重量も1459gとかなり軽い。そして重量級の僕には大事な剛性も十分と聞けばもう・・・ま、正直チューブラーを使ってみた方というのあるけど。でも正直ロードメインで走っていてちょっとシクロクロスもやってみたくなりましたという僕みたいな超エントリー層にとってはコスパはとても大事。お財布と相談してたらいきなりフルハイスペックで揃えられるわけでもないし。というわけでもう1度言うけどこのコスパはありがたい。
コスパ優先でホイール選んでいるので当然タイヤもコスパ優先。最初はとかくパンクもしやすいだろうし、いきなり高級チューブラーに手を出して帰り道で釘でも踏もうものなら涙涙になること間違いなしなのでリーズナブルな価格のVittoria Cross Evo XGをチョイス。正直良くわからないけどちゃんと走れたし、レース中に1度思いっきりグレーチングの角でガッツンとリム打ってしまったけどパンクもしなかったので(評価も)良しでしょう。うっちーさんがタイヤ外れで落車した話を聞いてたし、他にもレース中に外れてるのを何度か目撃してたのでチューブラーを自分で貼り付ける自信はまったくなし。フレーム購入その他組み立てと一緒にプロにお願いして3度塗りでガッチリ貼ってもらう。
ペダル
ペダルはTLで経験者のみなさんのおススメを聞いてTIME、SHIMANO、crankbrothersに絞ってから、1番すぐ入手できて、メンテナンスキットも販売があって長く使えそうなcrankbrothersのeggbeater3に決定。3にしたのはカートリッジベアリングで泥とかに強そうだったから。教えてもらったのはペダルもいろいろ特徴があって、わりとペダル自体が平たくて大き目のやつはクリートキャッチが1発で決まらなくてもそのまま踏める点がメリットだけど、その分泥がつまってしまってはまりにくくなることもある等等・・・。eggbeaterはその点ペダル本体はやたらと小さいので泥がつまりにくいただし小さい分ちゃんと踏める部分も小さいのでクリートキャッチに失敗するとやや大変と。どちらかというと後者の方がまだ状況としてはいいかなと個人的に思ったのもあってeggbeater。クリートキャッチはジテツウ途中に何度か練習。スタートでも1発では入らなかったけどぐりぐりやっているうちに5秒くらいで入ったのでまぁよかったかと。レース後半になってくると慣れも出てきてなんとなく位置がわかってきて入るようになったので良かった。
いざレースではポジションもあまり問題なく、クリートも前日に時間をかけて位置調整したおかげでロードと似た感じで体重載せて踏めたのでよかった。今回レースで唯一心配だったのがチェーンリング。普通のロード用コンパクトで50×34だったのをそのままにしてきたのでアウター使えないんじゃないかと、結論から言うとまったくの杞憂で終わりましたとさ。というのも路面というか重馬場というか・・・ようするにかなり走行抵抗が高い状況でアウターなんて1度も入れなかったので。ま、スタートダッシュがあまり激しくないエントリーレベルのレースだから通用した話かもしれませんけどね。とりあえずSHIMANOから42のチェーンリングが出ているそうなので今後に備えてそれを手配しておこうかしらんというところ。機材的にはほぼいじくらずにこのまま今シーズンのシクロクロスでは走れそう。なというか、こういう風にいろいろ探せば比較的安価に揃えて(今までのロードの蓄積があったとはいえ)レースに出られるっていうのはよかったなぁ。やっぱりなんでもやってみないと楽しさってわからないし、ハードルが高くて参加できないよりはいいことだなと。でもいつかはSPEEDWA・・・(ry
残るは練習あるのみでございます。(というオチなのはいつもと同じ)
それ以外に用意したもの一覧
バケツ・たらい:これは洗車と身体の拭き洗い用。
蛇口付20Lポリタンク:吉見など公園内で水が使えない場所でのレース用に自宅から水(かお湯)を入れていく用。ichicoblogさんたちがやっているのを見て学習。
洗車ブラシ:乗った後はこいつでゴシゴシと泥を落としてから積み込み。
ブルーシート:前から家にあった100均のブルーシート。車載するときに車内に敷き詰めて汚れ防止。
キャンプ椅子:観戦や休憩等もろもろ用。奥様睡眠用。
WAKOS SL(シリコンルブ):フレームに吹いておくとツルスベになって汚れが面白いように落ちやすくなる・・・という触れ込みだったけどホントにそうだった。やっといてよかった。
あ、そうだ、Panaracerの空気圧系をおススメされたんだけどいまのところ先人のタイヤをふにふにさせてもらってそれをまねる計画なのでなくてもいいかも。