[W-ZERO3]なにがいいって
2006/02/01 Leave a comment
やはりUI。OMA(Outlook Mobile Access:i-modeを使ったEchange ServerのメールにWebアクセスする機能)の時はいちいちアクセスにも読み込みにも、フォルダ移動にも死ぬほど時間がかかっていたが(しかもFOMAじゃなかったし)、今はリッチなUIで普通にメールを閲覧できる。
画面が広いってこんなにいいことだと思わなかった、というのが正直なところ。これなら使う気になるし、いざ使ってみた時の生産性(閲覧、たまに添付ファイルもチェック、簡単な返信も)が携帯(i-mode)とでは比較にならない。ある意味こういう状況なら、もっと使うしこれだけの生産性も上げられるっていう世界だ。つまるところ実際に触ってみないとわからないんだろうなぁ。
それもこれもPHS回線を持つW-ZERO3だからこそ。購入者のほとんどがそうだと思うのだが、バッテリの問題もあって通話をメインに考える人はまずいない。PHSアカウントはあくまでデータ通信のためのものだ。従来のPDAはワイヤレスアクセスがない限り、外出先でのネットワーク接続はできなかった。
よくスマートフォンを携帯のリプレース候補かのように捕らえる人がいるが、比較の対象が違う。従来の通話及びメールだけでいいユーザーにとってはスマートフォンはそもそも対象になってない。もちろん違う使い方の提案によってスマートフォンタイプの端末に流れる層もいるだろうが、基本的に進化の樹形図としては枝分かれしている存在だと思う。
だんだんなじんできたので、もっともっと使い込んでみたいと思う。携帯電話を使うのがごく自然な人がほとんどのように、手になじんでこそのハンドヘルド端末だと思うので。