府中→ニューオータニ→銀座な週末とアップルの顧客サービス
2006/01/16 Leave a comment
今週末は奥さんが風邪から復帰したこともあり、会社同僚の結婚式もあってっどうせでかけるということもあってお出かけ週末に。
まずは土曜の夜は定番、TOHOシネマズでレイトショー鑑賞。今回は「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」。原作は舞台ということで、題は単に「プルーフ(証明)」。全編通じて数学が演出的に登場してくるあたり、「ビューティフル・マインド」を彷彿とさせるものの、この作品では微妙に細かく描かれているものの(専門用語とか出てくるものの)、その位置づけはそんなに重くないように感じた。(「ビューティフル」の方は数学理論によって勝ち取る栄光がその人間ドラマパートと同時にクライマックスにあたるが、こっちは若干むしろ否定的に描かれているようにすら感じる)
感想は~。うむ、まぁ悪くはないです。見ていて退屈したわけでもなく、結末にどんよるすることもなく。それよか主人公グイネス・パルトロゥのお姉さん役が「アメリカン・スプレンダー」の漫画家の奥さん役と同一人物だと後から奥さんに教えられてびっくり。えらいイメージ違うやん・・・(むしろ正反対のキャラクター)。
さて、翌日曜日は会社同僚の挙式がニューオータニにて開催。上司、元上司とともに参列してお祝い。うちほどでないものの、聞いていた通り家族、親しい友人でのごくアットホームないい式だった。すごくマジメでまっすぐな私の同僚の人柄が出ていたように思う。末永くお幸せに。
式が終わると風邪で冬物バーゲンに繰り出せてなかった奥さんのお付き合いと、僕も自分で本屋と奥さんのiPodのバッテリ修理ということで銀座に移動。今回のお出かけの印象も結局このApple Storeで終始することに。
Apple Store 銀座だが、2FのGenius Barにいつのまにやら「iPod Bar」コーナーができていた。iPod のサービスリクエストがすごく多いということなのだろう。以前にも書いたがここのサービスレベルは非常に高い。窓口とはいえできることできないことが普通は限られているはずなのだが、交換にしてしまうものはしてしまう潔さと、個々人の製品知識レベルの高さ(モチベーションから来ているように感じた)でカバーしている。
今回もその場ではiPod miniの初期化のみ行い、あとは完全充電をもう1度家で試して、それでもだめならバッテリー交換に来てください、ということだった。また完全充電する際にも、AC電源を蛸足にしたり、モニタなどのそばに置かないようにするなど、要するにだめだった場合にバッテリ以外の問題では(おそらく)ないという問題の切り分けができるようにアドバイスももらった。
iPodはPCスキルの高低に関わらず使われる「家電」の域に入ったからああまで売れているわけで、その製品に対して場所が限られているとはいえ対面(Face-to-Face)の、しかも高品質のサービスを提供していることに頭が下がる。見習いたいものだ。
コンシューマー向けのサービスにおいて「顔が見える」ということは、ビジネスよりももっと重要な気がするのだが、一方で相手が多いので、何か1つの策でどうこうできるものでもない。ただし店舗という場所があることで、そこでいいサービスを提供し続けることで、お客にいい体験をする人がだんだんと増えて行くことは、おそらくそのサービスや製品にとって大事な財産になるに違いない。このへんの施策に対する姿勢で、最終的に会社が自分の方を向いているのか、それともお客の方を見ているのかがわかるだろう。
と、いうわけで夜に帰宅。疲れはてたけどスーパーで購入したとちおとめ(いちご)をイチゴミルクにして食べて急速充電。さぁまた1週間がんばりますかね。