横浜トリエンナーレ

週末は土曜日に休日出勤があったので、雨の日曜日に夫婦で横浜にでかけてみた。本当は逆にすればよかったのだが、失敗。
 
今回は普段あまり行かないということで横浜のショッピングエリア(クイーンズスクエアや赤レンガ)を見てみるのが1つと、もう1つは奥様がチェックしていたという「横浜トリエンナーレ」を見ること。
 
横浜トリエンナーレ
http://www.yokohama2005.jp/jp/
 
横浜で開催されている、現代アート?(正確な定義を知りません)の展示会らしく、82のアーティストが参加して作品を公開しているかなり大規模なもの。様々な「表現」に出会って感心することしきり。山下埠頭の2つの上屋(倉庫)を使ってるので、展示場内は結構ひろびろ。展示の内容も暗幕や壁を設置した大規模なものから、モノがおいてあるだけの小さなものまでこれも様々。
 
中でも素人の僕でも印象に残ったのが以下のお二人の作品。
 
奈良美智さん(Yoshitomo Nara)
高嶺格さん(Tadasu Takamine)
 
特に奈良さんの絵はなんだかほんのり柔らかくてほっとした感じ。この方の絵は有名らしいので(僕も以前目にしたことがある気がする)ご存知の方も多いのでわ(→Googleイメージで「奈良美智」を検索)。
 
個人的には『床にバケツを置かれて「感じろ!」と言われてもものすごく困惑してしまう』のだが(わかりますね?これが私の貧困な現代アートに対する先入観です)、確かに表現は難解でも何らかの意図が感じられたり、その表現そのものから感じる一般的な印象があれば、僕でもなんとかなるということが判明。それが大きな収穫かな。説明がないと感じられないあたり、やはり芸術向きじゃないことは間違いないのだけれども・・・。
 
誰か「プラグマティズムの見地から論じる現代アート」って論文でも書いてくれないかな・・・。ぜひ勉強したいっす。「切れないナイフには、ナイフとしての意義はない」ってものすごく乱暴に言ってみると、「共感できない現代アートには、アートとしての意義はない」?それとも「共感できない現代アートには、『共感できない現代アート』という意義がある」?
 
だめだこりゃ・・・orz

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